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げんた通信


げんた部屋


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遅くなっちゃったけど、6/8ライブ、来てくれてありがとう。久しぶりの神戸で(去年のKISS・FM、代打DJ以来かな)、なんだか新鮮だった。生田神社の真横という場所がら、ちょっと神懸かりそうな気分にもなるのだ。八月にも同じく神戸チキンジョージでライブするから、また来てね。待ってる。MC通りに、新しいCDのお目見えもあるかもしれない。(多分!)その時にも「星の歌」を、みんなで一緒に歌いましょう。好きな曲なんだー。作者本人が言うことじゃないかもだけど。でもね、ぜったい気持ち良いって、みんなで歌うとさ。待っておるぞ。よいなっ。

さて今回の GENTA部屋は、詩を二編と短歌もどきをいくつか。詩はともかく、短歌はまったくの自己流の、笑っちゃうような代物(一応は無季定型句になるんかなぁ・・・)ですが、なんか、作っていて楽しいのだ。ま、食べてみてちょーだい。あ、「感想は御自由に」だけど、批評なんかすんじゃねーぞ。


         「そんな暮らし」

 

       おまえの言葉のひとつひとつが

       どんなにわたしを動かすことか

       おまえの細かな膚の匂いは

       幾度わたしを酔わせたことか

       わたしは決して語りはしない

 

       おまえの仕草の色とりどりが

       気弱なわたしの心を和ませ

       おまえの瞳のその明るさは

       幾度わたしを救ったことか

       けれどもわたしは語りはしない

 

       朝の日差しのその中で

       おまえは舞い飛ぶ埃さへ 

       愉しむように 愉しむように

       微笑むばかりだ

 

       おまえの吐息の艶かしさは

       賢しいわたしを討ち滅ぼして

       おまえのつぼみの震える糸は

       幾度わたしを癒したことか

       けれどもわたしは語りはしない

 

       おまえも決して尋ねはしない

 

 

 

      「夜半」

 

       河骨の 銀の穂は歌うよ

       ゆるゆると吹く風に撫でられながら

       移り行くすべての物、すべてのことを

       ここでわたくしは見ている、と

       静かに 

       静かに

       河骨の 銀の穂は歌うよ

 

       このはずく ほろほろと語るよ

       さみしげな木霊を 夜の深く響かせ

       現世の怒り、嘆き、絶えざる声を

       ここでわたくしは聞いている、と

       今はた 

       短に

       このはずく ほろほろと語るよ

 

       かけまくもかしこき月は 輝く

       はろぱろと 遠き空より降れる光よ

       累々と横たわる 時の屍を

       ここでわたくしは愛でよう、と

       真白に 

       真白に

       かけまくもかしこき月は 輝く

 

 

      

      「抗菌パック」抄 (短歌もどき十五首) 

 

 

 

       猫町へ行きたし、と思へど

       コカインも イマジンもなく

       退屈を食む

 

 

       段々に 縊死するような皮膚感を

       「ちょームカツク」と

       彼女らは呼ぶ

 

 

       誰某を 殴り殺してくれようと

       わが持つ胆は

       ときに囁く

 

 

       存在の証のように履いてみる

       503BXX

 

 

       「僕ってなに?」と 記された本の背表紙に

       つばき吐きたし

       僕ってなに?

 

 

       匿名でお願いします

       でも、みんな、見つけて下さい

       わたしのことを

 

 

       なんとなく 僕を棄てたいことがある

       しかも抗菌パックのままで

 

 

       情報ノ ヒトツトシテ処理サレテユク

       仮名書キサレシ 我ガ名ゾヌエ鳥

 

 

       ジム・モリソン

       「Petition the LOAD with prayer」と叫ぶ

       声聴く夜の風の鈍色

 

 

       南無阿弥陀仏と

       たいして変わりなし

       SEX,DRUG,ROCK'N ROLL

 

 

       「の、ようなもの」で いる居心地の

       なんとなく 

       良しや 傍目に火車にてあれど

 

 

       この薄ら寒き時代を 少女らは

       駈けるや 火車に乗りもこそすれ

 

 

       端末に 抵抗ゼロで繋がりて

       「無機王」の子ら 何をしぞ知る

 

 

       比類無き 禍々し世に生まれ出づ

       われらはまことに Chaosの子供

 

 

       僕たちの 心を統御する物は

       ぬっと生まれる妖怪である